東京から一番"遠い"町・江津はどうリブランディングできるか

「東京から一番遠い」と呼ばれるまち、島根県江津市は、島根県の西部を流れる中国地方最大の川「江の川」の河口部に位置します。人口 2.2 万人、高齢化率は 40％のまちです。急速な人口減少、伝統産業の衰退、若者の流出といった、多くの自治体と同様の課題を抱える過疎地域です。

番組を通して、多くの人とのつながり、江津市の存在を少しでも多くの方に知ってもらいたいと思っています。まずは「ごうつ」という読み方を知ってもらい、市外の企業や学生の方々の創造的なアイディアと、私たち江津の「ひと・もの・しごと」をマッチングさせ、一緒に地域づくりをする「江津のファン」を一人でも多く作っていきたいです。

島根県江津市政策企画課の山崎恵さんより

菰沢公園は、江津市の中でも大きな面積を誇り、地域で働く方々にとっても憩いの場です。この貢献は、夏場はオートキャンプで賑わいますが、それ以外の季節の人出が少ないことがわかりました。閑散期でも賑わいを作りだすことができれば、江津市全体がもっと盛り上がるきっかけになるはずです。

波子駅はJR西日本山陰本線の駅です。歴史を感じさせる趣のある駅舎の正面には海が、そして駅の裏手には山々が連なっており、江津を象徴する魅力があふれる場所です。視察で訪れたメンバーは「この場所に可能性を感じる」と口を揃えて言います。そこで今、株式会社ABIのメンバーが一丸となって波子駅の活用を画策中です。